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2007/11/19Roots… episode [MESSAGE]

☆episode 「MESSAGE」 
 最終回 「メッセージ」

生まれた時からずっと北海道の札幌に住んでます。
当たり前に冬が来て、当たり前にスキーしてましたよ。
昔は初雪が降るとテンションが上がって。(笑)
遠くの山が白くなってるの見てスキーの手入れしたりって…
本当にスキーが好きだったんですね。オレ。

今ですか?
初雪が降っても、遠くの山に雪が積もってもあまりテンションは上がりませんね。
子供の時はあんなに楽しみだったのにね。
今はそんなに…(笑)

スキーに対する情熱がなくなったわけでは無いんですけどシーズンインのワクワク感はどんどん薄れてますね。
タイヤ交換しないと…とか、まあいろいろあるじゃないですか。(笑)

大人になるとつまらない事が多いですからね。
純粋な気持ちがなくなってしまうんじゃないかって自分でもちょっと不安ですよ。

でも楽しさを伝えたいって気持ちは年々大きくなってますよ。
どうしたらFreeskiの楽しさを伝えられるのかな?って。

その気持ちは大きくなってる。
オレの活動は「草の根運動」みたいな感じですよ。
100人の中で1人でもFreeskiに興味を持ってくれれば…って感じですね。

そんな活動は無意味なのかもしれないですけど…
でも、オレは信じてるんです。
多くのオッサンがFreeskierになって…
家族が一緒にFreeskiを楽しめる!
そんな時がいつか来るって!(笑)

オレは運良くスキーを続けてるけど、就職だったり、結婚、子供が生まれたから…中にはセンスがあるのに怪我でスキーが出来なくなってしまった仲間もいっぱいいるんですよね。

そんな人達の為にもオレは滑り続けようと思ってます。
オレの勝手な思いかもしれないけれど…
「オレはずっと滑ってるからいつか戻ってきなよ!」って。(笑)

その時の自分のペースで楽しめるスキーがあるんだって!
これからも伝えていきたいですね。
「オレには無理でしょ…」
って思わないで自分のペースで、自分のスタイルで楽しんでもらえたら良いなって思ってます。

Freeskiに不正解なんてないんだから…
「ここはオレならこう使うね。」って感じで。
命がけでやらなくたって楽しめる方法なんていっぱいあるんだよって「提案」するのもオレの活動だと思ってます。

海外ライダーの情報や国内の大会・若いライダー達…
シーンには凄い必要だと思うけど、決してそれが全てではないと思ってるし…
諦める前に自分の表現方法を探してみてもたらいたいですね。
スタイルって自分で作る物だから…。

「スキー」の未来はあんまり明るくはないと思うんです。
温暖化で雪が降らなくなる可能性、もう可能性じゃないところまで来てますよね。

エコロジーも行き着けば人間自体が生きているのがエコロジーじゃないって聞いたことあるし。

スキーが出来なくなる未来…
「The Future」がくるかもしれない。
地球環境の変化をオレ達個人が止められるか?って言われると…

ただ「今」を目いっぱい楽しむことで自然の大切さを感じて欲しいと思うし、その中で一人一人が何かを「受信」して始めていかないとダメなじゃないですかね?

読んでくれた人達に感謝と、目の前に来ている07/08シーズンが最高である事を願ってます。 STAND STRONG!!


 佐々木 徳教

2007/11/10Roots… episode [THE FUTURE2]

☆episode 「THE FUTURE2」 
「未来2」

近所の公園と崖みたいな坂、リフトの無いスキー場。 
オレのRoots。
小さなきっかけで自分を表現する方法を知った時から近所の坂と決められた自分を飛び出して受信してくれる誰かを探して…

自分の価値観なんて本当に小さい物でしたね。
何度も叩きのめされましたよ。
叩かれた分、硬く、鋭い「決して曲がらない自分」になったんだな~って思うんです。(笑)

なんでオレは勝てないんだ?って思った時もありましたね。
それはオレよりも周りの人が努力をしてたってだけの事だっだんですよ。
「たぶん、オレの倍練習してるんだ… だったらその倍練習してやる!」
って自分を奮い立たせた事も何度もありますよ。

努力では絶対に埋められない「センス」って言うけどそれも可能なのかもしれないですね。努力で。(笑)
でも、「勝ち負けですべての価値が決まる訳ではない」って思うんです。
勝った人がいるから負けた人がいる訳じゃないですか。
負けた人を貶したり見下すのはおかしな話じゃないですか。

オレの10年にもドラマがあってそこではオレが主人公で…
みんながドラマの主人公なんですよ。
演出のないドラマじゃないですか。

誰だって悔しい思いもしてるだろうし、抑えきれない位の喜びもあるんだと思います。
その喜びはビックゲームで勝った喜びもあれば、キッカーを初めて飛んだ喜びだって同じ喜びなんですよ。

みんながそれぞれの歩幅で進んでるんですよ。
それが「スタイル」かな?って思います。
誰かが作ったレールの上でしか評価されないなんてつまらないじゃないですか?

自分自身のドラマに「安っぽい演出」なんて要らないんじゃないですかね?
自分は本当にやりたい事を突き通してやって来た事が自分のスタイルになるんじゃないですか?って思います。

初心者の人によく聞かれるんです。
「あのキッカー、デカイから怖いんですよ。どうしたら飛べますか?」
って。「オレもいつも怖いんだよ。
でも、小さい頃に初めて自転車に乗れた時って世界が広がった気がしなかった?ムリって諦めたら小さな世界にしかいないんだよ。

あのキッカーを一回飛べば、いままで見てた世界がもっと広がるんだよ。やってみないと何にも始まんないよ?
さあどうする?」って。(笑)

誘導尋問みたいですよね。(笑)でも、大体の人がそれでチャレンジしてみるんですよ。
うまく飛べたり転んじゃったりするけどなんとなく「満足」な顔してるんですよね。

不安と恐怖で震える感じ…オレもよ~く分かりますよ。
いつもそんな感じですから。
でも、それに打ち勝った自分が誇らしくってね。
飛んだ後も興奮して震えが止まんないの。(笑)

たぶん、誰かに背中を押してもらいたいんですよ。
オレを含めてみんなが。「オレが押せるなら何回でも押すよ!」
それがオレ、PROSKIER全員がこれからしなきゃならない事だって思います。

PROSKIERがそんな「人」たちを威圧して萎縮しちゃうような態度とってるのが「カッコいい」訳ではないと思うんですよ。

「オレ~、プロでさ~。スポンサーも付いてて~・・・・」って思ってるヤツもいると思うんですよ。

「だからどうした?オレは何人の人がオレに背中を押してくれって思われてるかの方がすごい大事なことだと思ってるよ」って言いたいですね。

「オレ達のようなPROSKIERだけの為じゃない、FREESKIを楽しんでる人の為にあるんだよ!FREESKIは!」って。

だからオレは「一人でもオレを必要と思ってくれるところがあればどこにだって飛んでいく」って思いで活動を続けてます。
近所のスキーの上手い気の良いオッサンくらいの感じで十分ですよ。
オレは。(笑)

必要とされなくなった時がオレの「引退」の時だと思ってます。

つづく!

2007/11/05Roots… episode [THE FUTURE1]

☆episode 「THE FUTURE1」 
「未来1」

1975年3月、札幌の清田区(当時豊平区)生まれ。
小さい頃からアレルギー体質でアトピー性皮膚炎、弱喘息まであって…病弱な子供でしたね。

両親は本当に手のかかった子供だったと思います。
病院に何件も行ったりとか。
スキーするにも恵まれた環境ではなかったですね。
山は近くになかったし。近所の公園とか崖みたいな坂で学校が終わった後にミニスキー(プラスチックの)で遊ぶのが日課だったな。

親父の実家が定山渓でリフトの無いスキー場で週末は滑ってたし、本当にハードな子供時代だったと今では思いますよ。

その頃のオレの夢はジャッキーチェンやブルース・リーのようなアクションスターでは無くって裏方のスタントマンでした。
だから無謀な事ばっかりして怪我も多かったですね。

屋根から飛び降りて骨折、草むら転げまわって何針縫った… 
アレルギーだけでなく病院によく行ってましたよ。
気性も激しかったと思います。暴れたりしてましたね。
そのくせ甘えん坊。矛盾してましたよ。
今でもドSの甘えん坊ですけど。(笑)

親父に言われるがままにアルペン競技を始めてそれが当たり前の事だと思ってました。
小さなきっかけからモーグルって物に出会って初めて自分が分かった気がしました。

いろいろな人に出会って、本当の自分を表現する方法を見つけたんでしょうね。「Freeski」ってもので。

Proになってから良い出会いもいっぱいありましたね。
それと同じくらい悔しくて一人で泣いた事もありましたよ。
何度辞めようって思ったか。何回もですよ。

心ない発言や一方的な契約打ち切り、「お前の活動なんて無意味だから。」みたいな事も言われた事があったな・・・

悔しさがオレをここまで強くしてくれたんだと思ってますよ。
結構弱い人間ですよ。オレ。(笑)

弱いから「強気」のオレがいて。
強気じゃないと周りに飲み込まれちゃうんじゃないかって思ってましたね。若い頃は。
弱気なところを誰にも見せられない、見せたくない感じで。(笑)

重ねてきた年月でそんな弱気なオレも俺なんだな~って思うようになりましたね。
今は「これはムリ!」「嫌な感じがするからやめとわ。」って平気で言えますよ。

無謀はただのバカですからね。
どんなに経験のあって、これでもか!ってくらい安全のチェックをしたって事故に巻き込まれる可能性がある訳じゃないですか?
だからこそオレは自分の第六感みたいな物を信じてますよ。

その時滑れなくてもまた次があるよ!って思って。
自然を相手にしてるんですから。「チャンスはまた来るさ!」って感じで。(笑)

奇跡のような事にも何度となく遭遇してます。
でも、奇跡は自分が積み重ねた事に起きるものじゃないですかね?
ただ奇跡を待ってたって来るものではないと思いますし。
若くても、歳をとってても。

「偶然じゃない、必然だよ。」オレはそう信じていますよ。
行いがきっといつか奇跡って形で帰ってくるってね。
そうなると奇跡ではないのかな?(笑)

つづく!